転職におすすめの適職診断ツールまとめ!適職診断を受ける際のポイントと注意点

転職におすすめの適職診断ツールまとめ!適職診断を受ける際のポイントと注意点

「自分の適職は何だろう?」「自分を活かせる仕事とは?」と考えたことがある方も多いはず。

自分に向いている職業を見つけるためには、適職診断ツールが役に立ちます。

この記事では、転職に活用できる適職診断ツールをまとめ、細かく解説しています。

「どの適職診断ツールを使えば良いのか分からない!」という方に読んでいただきたい内容になっています。
適職診断を受ける際のメリット・デメリットも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

適職診断を受けるメリット

適職診断は、設問に「はい」「いいえ」「どちらでもない」の三択での回答や、質問事項に優先順位をつけていくことで、自分の特性とそれを活かせる職業を知ることができる分析ツールです。

それぞれの診断ツールによって、特徴がありますが、主に性格、強みと弱み、キャリアの志向性、行動特性などの内容を知ることができます。

ほとんどのツールが数分で診断でき、気軽に受けられるので、自分の適性を知りたいと考えている方や迷っている方は、まずは受診してみることをおすすめします。

適職診断を受けるメリット3点を紹介します。

視野が広がる

適職診断では、客観的な視点から自身に適した職業や性格の特性、仕事観などを導き出すことができます。

自分では気付かなかった側面を知るきっかけになり、知らなかった職業に出会えるかもしれません。
視野が広がるため、有効に活用できます。

仕事価値観が分かる

仕事の向き・不向きが分かることで、転職の軸や方向性が定まりやすくなります。
自己PRの作成にも活かすことができ、効率的に転職活動を進めることができるでしょう。

客観的な視点から自己分析ができる

自己分析は、これまでの経験やキャリアを振り返ることで自分自身の特徴を見つけることが目的です。

適職診断は、自分の強みや価値観を客観的に可視化することができるので自己分析に活用できます。

診断結果を把握、整理し、自己分析を深めることで、転職先を選ぶ大きな助けになり、入社後のミスマッチを防ぐためにも役立ちます。

適職診断ツール6選

適職診断ツールは、転職支援などを行う民間企業が作成したもの、もしくは心理学などの科学的根拠をもとに作成したものがあり、有料もしくは無料、会員登録の有無など幾つかの利用条件があります。

以下では、無料で使用でき、診断結果の信憑性において評判が高いツールを選別し、まとめています。

キャリアインデックス

39の質問に直感で回答することで、ビジネスパーソンとしての可能性を診断してくれる適職診断ツールです。

表とレーダーチャートにして、回答結果を総合的に出してくれます。仕事や職場に求める価値感、求めない価値観や強みと弱みといった両方の側面から分析結果を得られます。

「これ1つで満足できる」という意見もあるように汎用性が高く、適職診断を初めて受ける方におすすめです。

16 Personalities

スイス人心理学者のカール・グスタフ・ユングの提唱する「ユングタイプ論」と、世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた「MBTI」という性格検査をもとに作られています。

心理学的理論から、16種類のタイプに分類して診断をしてくれます。
「非常に正確でちょっぴりゾッとする」というフレーズが有名。

日本語にも対応し、診断結果の概要は日本語訳されますが、各項目の解説や詳細は英語表記である点が注意です。

教育やビジネスの場など世界中で広く活用され、自己理解だけではなく、企業のチーム内で他者を理解するためにも用いられています。

トーテム診断(CIY)

利用者数65万人を超える人気の性格診断テストです。

108の設問に回答するだけで、資質・才能・性格・対人関係における性格・人物像など26万8,000通りの分析結果から自分に合った回答を導き出してくれます。

分析結果からドット絵のトーテム(キャラクター)が生成され、このトーテムがSNS上で人気急上昇。
ハッシュタグ「#CIYでマイトーテム生成 」で度々トレンド入りを果たしたことも。

分析結果をもとに、自動生成された自己PRのテンプレートを作成してくれる点も支持されている理由の一つ。

自己PR文を書き上げるのに苦労している方は、一度受診してみるとよいでしょう。

適職診断NAVI

2022年2月に総受験者数が170万人を突破、診断結果に納得感があると評判が高いです。

直感で答えられる選択式の35問の設問に答えていくことで、人物イメージ・マッチする職種・パーソナリティ・キャリア志向・思考スタイルなどが分かります。

5分程度で適職診断が可能で、面倒な登録も不要です。

手早く簡単に適職診断を行いたい方におすすめです。

適職診断VCAP

心理学(主に交流分析)を利用した自己分析・職業診断テストです。

60問の設問に答えることで、自分の行動傾向・対人傾向を知ることができます。

ユニークな診断タイプが用意されているので、楽しみながら診断ができるでしょう。

子供の頃の経験で作られた自我が大きく影響すると言われる、交流分析の手法が取り入れられているため、様々な角度から自分自身を分析することが可能です。

一般職業適性検査GATB(通称GATB)

厚生労働省が主催し、検査用紙や手引きを購入して受験することも可能ですが、ハローワークでは無料で実施しています

アメリカの労働省が開発したGATBを元に作られ、11種類の紙筆検査(45分〜50分)と4種類の器具検査(12〜15分)の2種類の検査で診断します。

13種類の職業領域と40種類の適性職業群の中から、適性があるか否かの判定がされます。

対象者は中学2年生以上から45歳未満の求職者。
企業の採用や能力開発など幅広いシーンで利用されています。

明確な根拠をもとに詳しい診断結果を望む方は、受診してみるとよいでしょう。

適職診断を受ける際の注意点

適職診断を受ける際に注意すべき点を紹介します。

必ずしも正確な結果ではない

適職診断を受ける時点での職業、環境、精神状態、コンディションによって結果が変わってくる可能性があります。

診断結果をそのまま受け入れてしまうと視野が狭まってしまいます。

あくまでも自分自身の傾向を把握するためのツールの一つとして、考えておきましょう。

結果を参考にして、その結果を踏まえて、何をすべきか考えていくことが大切です。

まとめ

転職を希望している方におすすめの適職診断ツールを紹介しました。

それぞれ特徴があり、使用する目的によって、向き不向きがあります。

診断ツールを上手に活用して、思考の整理や適職を見つけるための手がかりとして役立ててみましょう。

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