着物・呉服業界に年齢制限はある?定年がない仕事?転職成功術も紹介

着物・呉服業界に年齢制限はある?定年がない仕事?転職成功術も紹介

着物・呉服業界の仕事に興味があっても、いざ転職を考えた時に

「年齢が壁になっている」
「着物の趣味を活かして働きたいけれど、主婦でも働ける?」

と、悩む方は多いはず。

この記事では、そのような不安な気持ちを抱える方に向けて、「着物・呉服業界には年齢制限があるのかどうか」について解説していきます。

着物・呉服業界で長く働くための心構え、事前に準備しておくべきことなど転職を成功に導くための転職術もあわせて紹介します。

着物・呉服業界の求人には年齢制限がある?

年齢不問の求人が多い

他の業界と比較したとき、着物・呉服業界は年齢制限を設けていない傾向にあります。

20代の方から主婦、シニア世代まで幅広い年代が現役で活躍しており、40代、50代、60代の求人も多数あります。

年齢が強みになる

一般的に年齢を重ねていくと、人としての魅力・落ち着き・安定感が増します。
着物・呉服屋は、比較的年配のお客様層が多いことから、スタッフも年齢にとらわれず活躍しています。

このような意味では、定年のない仕事だと言えるかもしれません。
経歴を積み重ねていくほど、実績と信頼が増して箔がつくでしょう。

着物・呉服業界の仕事は、年齢を重ねていくことが決して損ではありません

安定した働き方ができる強み

着物・呉服業界の販売スタッフのほとんどは、土日出勤が出来る方を募集しています。
子育てが一段落している場合、時間の余裕があることから安定した働き方ができる点が大きな強みです。

子育て期間中だと、子供の学校行事の兼ね合いで土日の出勤が厳しくなり、急な発熱など突発的なお休みが生じることもあります。
一方、子育てが落ち着いた年代は、土日の出勤や遅番のシフトも入れることは、企業側にとってメリットが大きく重宝される存在でしょう。

着物・呉服業界は子供がいても働ける?

多様な働き方ができる

家事と子育てで忙しい主婦(主夫)だからこそ、シフトの融通はきくのか、子供がいても大丈夫なのか気になるところ。

着物・呉服業界の特徴として女性が多数活躍する業界です。
そのため、女性のライフステージに合わせた多様な働き方を整えている企業が多い傾向にあります。

家事育児・プライベートと両立ができる働き方や、子供が小さいうちは時短勤務、時間に余裕ができたらキャリアアップを目指した働き方をしていきたい、といったライフステージに合わせた働き方を歓迎する求人が多数あります。

着物・呉服業界で長く働くための心構え

着物・呉服業界を選んだ理由を明確にする

働き先を選ぶ理由は、お給料面、勤務条件、人間関係、人それぞれです。

ただし、条件だけで選んだとしたら長く続かないかもしれません。
長く生き生きと働いていくためには、なぜ着物・呉服業界を選んだのか、振り返ることが大切です。

  • 着物や和柄が好き
  • 時間に余裕ができたので趣味を仕事に繋げたい
  • もともと興味のあった着物に深く携わっていきたい
  • 譲り受けた着物をきっかけに着物に魅了された
  • 年齢や立場をわきまえた装いが求められるようになり、着物を学び始めた
  • セカンドキャリアとして長く活躍できる業界に転職をしたい

など、このようにやりがいを明確にして、働く目的を意識するとよいでしょう。
面接時の志望動機にもなりますし、就業してからも気持ちの軸になるはずです。

協調性や柔軟性を大切に

固定概念に囚われることなく、新しいことをどんどん吸収していきたいという謙虚な姿勢が大切です。

ミドル世代以降を採用する場合、採用担当者が懸念する点の一つに社内に馴染めるかどうかを気にします。
若年層を採用するメリットは、長期キャリア形成を図るための他、ポテンシャル、柔軟性があるからです。

だからこそ、前職の仕事の仕方を持ち込まず、社風を理解して順応していくことが必要です。

転職前に準備しておくと良いこと

自分の強みを知る

一度、立ち止まって自分自身を見つめ直すことが大切です。

「自分にはこれといった強みがない」
「スキルがない」
「アピールできるような経験がない」

と悩む方も多いのではないでしょうか。

そのような時は、家族や友人など身近な人に、自分の長所と短所を聞いてみることをおすすめします。
自分自身を客観的にみることはなかなか難しいものです。意外な発見があるかもしれません。

もしくは、ポータブルスキルに当てはめて考えるとよいでしょう。
自分の能力や強みを言語化するためにも有効です。次項で詳しく解説していきます。

ポータブルスキルを考える

ポータブルスキルとは、言葉の通り「持ち運び可能な能力」を意味します。

厚生労働省は、業種や職種が変わっても通用する能力だと定義しています。
どこの業界でも、どのような職場でも、汎用できるスキルです。

主に3つのスキルで成り立っています。

  • 専門知識・専門技術
  • 仕事のしかた
  • 人との関わり方

ここでは、「仕事のしかた」と「人との関わり方」についてさらに掘り下げていきます。

仕事のしかたには、

「課題を明らかにする」
「計画を立てる」
「実行する」

といった業務を遂行するために必要なスキルがあります。

言い換えると、分析力、課題解決力、計画立案力、判断力、論理的思考能力、行動力などと表現ができるでしょう。

人との関わり方には、「社内適応力」「社外適応力」「部下マネジメント能力」といったコミュニケーションや教育に関する項目が設定されています。

このようなスキルは、コミュニケーション能力、リーダーシップ、忍耐力、巻き込み力、共感力、関係構築能力、調整力などに言い換えることができます。

このようにポータブルスキルを用いて、自分にはどのような強み、得意なことがあるのか考えてみるとよいでしょう。
あまり難しく考えずに、これまでの社会人経験や日々の生活のなかで培った自分の長所を言語化することに役立ちます。

正しい言葉遣いやマナーを確認する

お店によっては、高い接客レベルを求められることもあるでしょう。
正しい言葉遣いは、相手への気遣いであり、心地よく会話を進めるためのマナーです。

丁寧な接客を行うためにも、正しい言葉遣いの他、表情、姿勢、身だしなみを整えることが欠かせません。

社会人としての基礎力の底上げを行う

前述のとおり、最低限のスキルやマナーを確認しましょう。
もし現時点でスキルやマナーに不足を感じるようであれば、以下の資格を学習しておくとよいでしょう。

  • WordやExcel、Office関係
  • 日商簿記検定
  • 秘書検定
  • 販売士検定

こちらの資格は、自己学習できるものなので参考にしてみてください。

まとめ

着物・呉服業界は、幅広い年代の方が第一線で活躍しています。
長く安定した働き方ができるでしょう。
そして、年齢を重ねることが強みになっていくこともあります。

これまでの経歴や得意なことが着物の販売や接客に活かせるかもしれません。
着物・呉服業界の仕事に興味をお持ちの方は、ぜひ挑戦してみてください。